阪神で7人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、中日は26日、遠征中の外食禁止を決めた。

加藤宏幸球団代表(61)が代表取材に応じ「当面遠征では外食を禁止にした。選手にはかわいそうだが、しばらく全面禁止にする」と説明した。コンビニなどへの買い物などでの外出は従来通り認めるが、球団関係者、選手同士による遠征中の外食を禁止した。

阪神では選手5人、スタッフ2人が感染し、濃厚接触者を含めて選手19人を入れ替える事態に陥った。最初に感染が発覚した浜地は球団のルールに従い遠征中に名古屋市内で4人での会食をしたが、後に感染が判明した。加藤代表は「広島とか感染者(の数)が落ち着いている地域は2時間の外食はOKにしていた。こういうことがあったので、しばらくはやめる」と付け加えた。本拠地・名古屋での外食については「家族がいる人もいる。そこまでするつもりはない」とし、引き続き2時間以内、人数は4人以下で認める。