駒大・若林楽人外野手(4年=駒大苫小牧)がドラフトを前に6戦4発と神がかっている。

この日は中大相手に5打数3安打3打点。圧巻は1-0で迎えた2回2死一、二塁だった。左越えに3ランを放ち、勝利を引き寄せた。「打席に入るときに長打が出るようなイメージはあった。強く振った結果飛んでくれました」と喜んだ。

チームはこれで19年10月16日の亜大戦以来、357日ぶりのリーグ戦勝利。「負けてうれしい人は誰もいない。勝ってうれしいです」と話した。

プロ志望届は提出済み。猛アピールに成功した。ドラフト会議前の公式戦はこの日で最後。「良い形で前半戦を終えられた。変わらずチームのためにやります」と力強く意気込んだ。

同じくプロ志望届を出した竹本祐瑛投手(4年=八戸西)は先発して8回7安打2失点で158球の熱投。ドラフト候補の2人で勝利をつかみ取った。