オリックスは3点を追う9回に満塁の好機をつくるも及ばず、新型コロナウイルスの影響で24選手を入れ替えたロッテに敗れた。

9回2死満塁で最終打者となった佐野皓大外野手はシーズン中に右打ちから両打ちに戻し、8回は左打席に立っていた。だがロッテ守護神益田を相手に右打席に入るなど、勝利への執念を見せた。

中嶋監督代行は「左(打席)がダメとかそういうのじゃなくて、作戦上の話です」と説明。9回に3安打を放ち、打線は形を作ったが「点が入ったわけじゃないのでね。なかなか相手チームのクローザーをひっくり返すのは難しいこと。1点でも2点でも取って、そこからチャンスを生かしたいですよね」と唇をかんだ。