西武松本航投手が背信投球で、チームの勝率5割復帰と3位浮上を逃した。

初回先頭から連打を浴びて先制点を献上。さらに四球で2死一、二塁の場面で、楽天田中和を2ストライクと追い込みながら、3球目の甘く入った146キロの直球を右前へ運ばれた。「反省点は、まず序盤に初球の入りがボールになってしまうことが多かったこと。また、追い込んでからタイムリーを打たれたことです」と敗因に挙げた。

辻発彦監督も「1点はしょうがない。2点目、ツーストライク追い込んでから、なんで田中に真っすぐを打たれるか。それが一番、今日の一番のポイントじゃない。余計な四球であったり、失策であったり、自滅した感じだね」。借金は2。3位楽天と1・5ゲーム差となった。