阪神先発の西勇輝投手(29)は今季最短の5回5失点(自責2)で降板した。

10月は3戦3勝でいずれも8イニングを投げるなど好調だった。この日は違う。2回1死後、丸に先制アーチをバックスクリーンに被弾。さらに走者を二塁に置いて、一塁マルテがゴロをファンブル&トスミスのダブルエラーで失点を重ねた。細かい制球を欠いて、本調子ではなかった。5回もマルテの1試合4失策目に足を引っ張られる形でさらに2失点。同僚大山と同数で本塁打王争いを繰り広げる4番岡本には2打数無安打1四球とアーチを許さなかったが、全体的に粘れなかった。