DeNAアレックス・ラミレス監督(46)が、今季限りで退任することが23日、分かった。16年に就任し4年間で3度のAクラスに導いてきたが、今季はここまで借金2の4位。巨人が阪神に勝ち、優勝の可能性が完全に消滅した。後任は三浦大輔2軍監督(46)の昇格が濃厚。チームを知り尽くす「ハマの番長」に再建を託すことになりそうだ。

ラミレス監督が今季限りで退任する。本拠地の広島戦に快勝したが、首位巨人も阪神に勝ち、優勝の可能性が消滅。ラミレス監督は「しっかり準備をして臨んだが、残念ながら期待に応えることができなかった」と話した。力量を評価する球団は編成面に関わるポストなどを用意し、引き続き球団に携わる可能性がある。

◆アレックス・ラミレス 1974年10月3日、ベネズエラ生まれ。大リーグのインディアンス、パイレーツを経て01年ヤクルト入団。08年に巨人、12年にDeNA移籍。首位打者1度、本塁打王2度、打点王4度、最多安打3度、ベストナイン4度。08、09年にリーグMVP。13年に外国人初の通算2000安打。日本通算13年で2017安打、380本塁打。14年からBC・群馬のコーチ兼選手、オリックスの巡回アドバイザーを経て、16年からDeNA監督。180センチ、105キロ。右投げ右打ち。