西武が1日、平尾博司2軍打撃コーチ(44)を、契約違反のため10月31日付で契約解除したことを発表した。球団によると、10月16日に選手2人の私物がなくなったと報告を受け、調査したところ同コーチが窃取したことが判明。本人も認め、その日以降、自宅待機を命じられていた。被害にあった選手は、警察への被害届は出していない。

同コーチは、大宮東では高校通算68本塁打をマークし、93年ドラフト2位で阪神入団。01年にトレードで西武入り。12年限りで現役引退後は球団職員となり、19年から2軍コーチに就任し現場復帰を果たしていた。

また、許銘傑2軍投手コーチ(43)高木浩之2軍内野守備・走塁コーチ(48)と来季契約を結ばないことも発表。高木コーチは球団に残る。