セ・リーグは21年シーズンの日程を9日、発表した。今季は新型コロナ感染拡大で開幕が約3カ月遅れ、120試合に減少したが、来季開幕は3月26日で、2年ぶりに143試合制となる。開幕カードは巨人－DeNA（東京ドーム）ヤクルト－阪神（神宮）広島－中日（マツダスタジアム）。

来年に延期となった五輪期間中は、シーズンも7月19日から8月12日まで中断。DeNAは本拠地の横浜スタジアムが五輪で野球・ソフトボールのメイン会場となるため、東京ドームで6試合、神宮球場で5試合を主催。ヤクルトも神宮球場が五輪の資材置き場となるため、東京ドームで6試合を主催する。

今季は中止となった交流戦は5月25日から行われ、ホーム、ビジター各9試合ずつの計18試合を戦う。同様に中止に追い込まれた球宴、セ・リーグのCSも実施する。感染拡大防止策で今季は1試合も行われなかった地方開催も組まれた。同日開幕となるパ・リーグの日程は12月に発表予定。なお今年の順位は今後のシーズンの開幕権として反映されない。