今季限りで阪神を退団した能見篤史投手(41)が12日、荷物整理で甲子園を訪れた。

タテジマ最終登板となった11日のDeNA戦(甲子園)では、最速149キロをマークするなど9回を締めてプロ2個目のセーブをゲット。試合後は予定になかった場内1周でファンに感謝を伝えた。

一夜明けて「感謝しかない。本当に後押ししてもらった」と吹っ切れた様子で話した。今後は現役続行の道を模索。「あんまり休みたくないというのはあります。戻すのが大変なので」と来季に向けて練習を続ける。「楽しみですね阪神は。若い子がいっぱいいるので」と笑顔で球場を後にした。