ロッテ藤原恭大外野手(20)がCS敗退から一夜明けた16日、報道陣に対応した。15日の第2戦では3安打したものの「短期決戦で勝つ難しさと、2試合とも逆転されているので流れも難しいと思いました」と振り返った。

プロ2年目は10月上旬に1軍昇格。初対戦の投手も多い中で、26試合で25本の安打を放った。15日に対戦したソフトバンク東浜は「2回対戦させてもらっていて、すごく苦手意識もありましたし、相性が自分の中では悪い投手」という認識だった。東浜からの2安打に「すごく、次につながる打撃ができたかなと思います」と手ごたえを感じた。

今季は1、2軍合計で84試合に出場し、うち79試合がスタメンだった。「1軍で143試合に出る体力はないなとは感じていますし、そこは(体力を)つけないといけないなとは、去年より強く実感しました」とさらなるフィジカル強化を誓っていた。安田、佐藤、和田らとともに、同日から宮崎県でのフェニックス・リーグに合流する。【金子真仁】