ロッテ井口資仁監督(45)は21日、佐々木朗希投手(19)のフェニックス・リーグ登板を見送ることを明らかにした。最速163キロ右腕の実戦デビューは来季へ持ち越しとなった。

◆佐々木朗希の今季ここまで 2月1日に1軍の沖縄・石垣島でキャンプイン。同13日に初のブルペン投球で25球を投げた。以後、同27日には初めて捕手を座らせてマウンドの距離から投球した。

キャンプ終了後も1軍同行を続け、3月13日はナゴヤドームのブルペンで初めて変化球を交えて50球を投げた。3月24日はZOZOマリンでフリー打撃に登板。投球練習で158キロ、福田光には157キロをマークした。5月26日には初めてシート打撃に登板。菅野に柵越えを許したが、160キロを2度記録し、フォークボールは147キロに達した。10月27日の福岡遠征から1軍同行をやめて2軍の本拠地がある浦和で調整を開始。同30日に今季の公式戦では1、2軍ともに登板しないことが発表された。宮崎でのフェニックスリーグには参加していなかった。