中心選手が背負ってきたのが背番号「8」。80年から11年間は、168センチの小柄ながら、2度のベストナインを受賞、走攻守3拍子そろった選手として名をはせた島田誠。外国人のベイス(91年~)を挟み、93年からは片岡篤史が、東京時代の代表選手として活躍した。

74年に日本ハムが誕生して以降、最も長く8番でプレーしたのが堅守の遊撃手金子誠(03年~)だ。北海道移転後チームの中心選手として、日本一1度を含む4度のリーグ優勝に貢献。ファンに愛される選手として、引退した14年までの現役生活21年間を日本ハム一筋で過ごした。

金子の後を受け継いだのは、今オフメジャー移籍を目指している西川遥輝。16年からは近藤健介が背負う。今季2年連続となる最高出塁率のタイトルを獲得し、球界を代表するバットマンとして輝いている。