オリックス黒木優太投手(26)の支配下復帰が4日、決まった。

プロ1年目から150キロ超の快速球を武器に、勝ち継投の中継ぎとして活躍。だが昨年2月の春季宮崎キャンプ中に右肘痛を発症し、同6月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。同10月に支配下を外れ、球団と育成選手契約を結んで復活を目指してきた。「自分を客観視できる時間でした。この手術は絶対に無駄にしてはいけない」と、投げられなかった時間を振り返った。

この日は大阪市内で契約交渉に臨み、700万円減の2100万円で更改。支配下復帰の来季について「無理をしている自覚がなかったから、こうなったのだと思う。自分のペースを乱さずに、1年間しっかり投げ抜けるように」と語った。(金額は推定)