ヤクルトがFA交渉解禁となる6日に、DeNA井納翔一投手(34)と都内のホテルで交渉を行った。

2年契約で、総額2億円規模を提示したと見られる。背番号は、DeNAで背負っている「15」を候補に入れ、即日アタックで熱意を示した。

交渉の席には、小川淳司GMと伊東昭光編成部長がついた。約30分間の交渉を終えた小川GMは「うちの投手陣の中で、井納君の力がぜひ必要だということで、とにかく力になってほしいということを伝えた」と話した。

この日、ファン感謝デーに出席した高津監督は、井納について「やられているイメージがすごく強い。ヤクルトの中にはなかなかいないタイプの投手という感じはする。ぜひチームの一員になってくれることを望んでいます」と話していた。