来季9年目を迎える阪神北條史也内野手(26)が10日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円減の年俸2200万円でサインした。

今季は40試合出場にとどまり打率1割9分2厘、2本塁打、7打点。9月下旬にチーム内のコロナ禍の影響で緊急昇格するも、10月中旬に腰痛で出場選手登録を抹消された。来季からは慣れ親しんだ背番号「2」に別れを告げ、「26」を背負う。心機一転となる2021年シーズンに向けて「負けていられないという気持ちがあるが(チーム内のライバルに)現状負けている。しっかりとレベルアップしたい」と気合を入れた。

今オフは5歳上で光星学院(現八戸学院光星)の先輩である巨人坂本と自主トレをともにする。北條は「ずっと成績を残せていないので何か変えたいと思って高校の先輩である坂本さんに連絡しました」と経緯を説明。「すべてですね。自分はまだまだ物足りない。バッティング、守備、気持ちの持ち方とか、何でも聞きたい」と貪欲に学ぶ。(金額は推定)