ヤクルト青木宣親外野手はゴールデン・グラブ賞を受賞した守備だけでなく、声もお手本になる。

「ナイスボール!」「粘ろうよ!」。無観客で開幕した今季、静かなグラウンドにはキャプテンの声がよく響いた。左翼からチームメートを鼓舞する大声には理由があった。無観客だと「ベンチの中、守備の時も声が投手に届くと分かっているので、お客さんが居るときより声を出している。投手からもその声が聞こえるとよく言われるので」。その主将の声に、勇気づけられた後輩たちが大勢いたはずだ。

日米通算17年目の今季は左翼手で99試合に先発し、失策0の守備率10割を記録。米メジャーに挑戦する前年以来の獲得で「11年を最後に受賞していなかった賞なので、今回取れたことをうれしく思います。来年もさらに精進して、この賞を頂けるように頑張っていきたい」とコメントした。