広島菊池涼介内野手が8年連続8度目となるゴールデングラブ賞を受賞した。両リーグ最多得票の283票で、自らのセ・リーグ二塁手の最多受賞記録を更新。都内で行われた授賞式に参加した菊池涼は「毎回毎回、めちゃくちゃうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

二塁手ではプロ野球史上初のシーズン無失策を記録した。ノーミスの守備を続ける中で「本当に苦しかった」と本音をポロリ。「くじけそうな時、飛んできてほしくないなと思う時も何試合かあった。打撃でものすごく迷惑をかけてしまったので、守備では絶対に貢献してやるという強い気持ちでした」と振り返った。

球団最多受賞記録は山本浩二の10度。あと2に迫り「厳しいね」とニヤリ。「やっている以上はずっと取りたい。でも、そんなに甘い賞ではない。『アイツしかいなかったな…』と言ってもらえるプレーヤーになっていたいので、常に全力でこれからも頑張ります」と気合を口にした。