国内フリーエージェント(FA)権を行使したヤクルト小川泰弘投手(30)が、残留を決意した。25日、球団が契約合意を発表した。

球団はFA宣言後も、今季の推定年俸9000万円から大幅増となる4年総額7・5億円規模の長期大型契約を提示。宣言残留も容認し、残留交渉を続けていた。

小川は今季はローテーションを守り、5年ぶりの2ケタ勝利となるチームトップの10勝をマーク。小川はFA宣言した4日には「残留するにしても、しないにしても、納得して来年以降の野球人生につなげたい。思いっきり野球をするために、今しっかり悩むことが1つの財産になると思います。よろしくお願いします」とコメントを発表していた。