阪神新外国人選手のマット・マートン外野手が、宜野座キャンプ2日目、フリー打撃で超特大の150メートル弾を飛ばした。グングン伸びた打球はバックスクリーン左横、高さ15メートルの松の木の枝を直撃。推定飛距離150メートル。好打者のイメージが強いマートンが長打力も披露した。

「まだ初日で全力ではない。でもよく飛んだね。アトランタでも打ってきたけど、雨で室内ばかり。久々の外で気持ち良かったよ」とマートン。来日初の屋外フリー打撃で、67スイング13発。外野の間を鋭いライナーで抜くなど確実性も示した。真弓監督も「コンパクトに振るタイプではあるが、力がある。変な癖もないし、日本の野球に順応しやすいだろう」と高く評価した。

マートンはこのシーズン、15年に西武・秋山(216安打)に更新されるまでプロ野球記録(現在はセ記録)の214安打をマーク。打率3割4分9厘、本塁打も17本を放った。