“桑田流メソッド”が新たな風を吹き入れる。桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)が6日、宮崎の春季キャンプで1、2軍の選手たちを初指導した。15年ぶりに巨人のユニホームを身にまとい、背番号73のユニホームを照れながらも初披露。「傾斜」「稲妻投法」「歩幅管理」の3本柱で、桑田イズムを注入する。

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原辰徳監督は桑田投手チーフコーチ補佐の精力的な動きを評価した。選手にも積極的に声を掛ける姿に「良いスタートだと思います」と目を細めた。前夜は合流時に飲もうと用意していた2本のワインで、宿舎で首脳陣と歓迎会を開いた。「彼のためにとっておいたの。ジョーダンというワイン。送ってくれたのが日本ハムの(巨人OBの)木田コーチ」と笑顔で明かした。