阪神藤浪晋太郎投手(26)が7日、1軍キャンプの紅白戦(かりゆしボールパーク宜野座)で21年初実戦に臨み、3回からの2イニングを3奪三振1安打無四球で無失点と快投した。ドラフト1位佐藤輝明との注目対決では155キロ直球で空振り三振に仕留めた。

1イニング目は先頭7番小野寺を外角152キロで見逃し三振。8番のドラフト6位中野への初球内角低めボール球154キロがスカイA中継で156キロを計測した。中野には内角低め直球152キロを中前に落とされたが、9番坂本を150キロで遊ゴロ併殺に仕留めた。

2イニング目は先頭でドラフト1位佐藤輝から全4球を直球で空振り三振。2番木浪は外角低めスプリットで空振り三振。3番糸原はカットボールで右飛に抑え込んだ。

今オフは近年セットポジション始動だったフォームをワインドアップに改良中。頭や肩の突っ込みを防ぐ意味合いで、左足を上げる際に視線を1度三塁側に移すスタイルにも挑戦している。完全復活へ、上々の再スタートを切った。

(球速は基本、球場表示)

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