野村監督が期待を寄せるプロ2年目の左腕・井川慶が、初の実戦マウンドで好投した。紅白戦に先発し2回を1安打無失点。まずは合格点の登板となった。2回には桧山をチェンジアップで三振にとり、和田の二塁打1本に抑えた。
野村監督は「ポンポンとカーブを決めよったな。2種類以上のボールでストライクを稼げるのが1軍投手の条件や」と満足げに振り返った。ただ、井川は「満足できない。うん、満足できません。球を置きにいった。緊張はしなかったけど」と話した。
この程度では喜べない、緊張もしないとは頼もしいが、野村監督の満足度はダウン。「この状態で緊張しないのは鈍感。内容はよかったが、繊細さがなければ大投手にはなれん」と少々辛口。井川はこの年1軍デビューを果たし初勝利も挙げた。そして、03年には20勝をマークしエースにのし上がった。



