西武が先発全員テストを敢行する。宮崎・南郷での春季キャンプは15日から第4クール。ケース打撃(15日)と紅白戦(16、17日)の3日間について、西口投手コーチは「そこでほぼ全員投げます。ここからどれだけアピール、プラス結果を残していけるかというところ」とアピール合戦を期待した。現状、開幕ローテーションは開幕投手筆頭候補の高橋含め「2、3人ぐらい。あとはいい投手を使っていく」と競争を促した。

3年目のニールと新外国人マット・ダーモディ投手(30=カブス)は、来日の見通しが立っていない。松本、今井、浜屋に加え、先発転向を目指す平井やベテラン左腕の吉川、さらに井上や上間の若手にもチャンスは十分にある。「若い選手も紅白戦以外でも対外試合でどういう投球をするか見てみたい」と幅広く見極めていく。