阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)が、第1打席から怪力ぶりを見せた。

「3番三塁」で先発。初回の第1打席、高田萌の134キロ変化球を振り抜いた。激しい音を立ててバットが折れた一方で、打球は大きな弧を描き右翼ファウルゾーンの柵を越える大飛球。続いて3球目の145キロ直球を打ち返すと、打球は本塁打となりそうなフェンスギリギリの中飛となった。

初回に2戦連発とはならなかったが、持ち味のパワーでいきなり存在感を見せた。

4回の第2打席では左腕池田の140キロ直球を詰まりながらも中前へ。初安打を放った7日の紅白戦から、実戦4試合連続安打となった。