巨人が26日の那覇キャンプを「バッティングデー」と題し、計11カ所で打ちまくった。

室内練習場に2台のマシン、打撃投手2人、緩い球を投げる投手役2人、犠打ゾーンの計7カ所を設置。メイングラウンドでは打撃ケージとロングティーを2カ所ずつ設けた。選手が順に巡ること約1時間40分、ウグイス嬢の山中美和子さんが伸びやかな声で届けるおもしろ選手紹介アナウンスを背に、ひたすら振り込んだ。身長2メートルを誇るドラフト5位の秋広優人内野手(18=二松学舎大付)は「すごく充実した練習だった」と振り返った。

打撃練習の量を効率的に確保させた。16日からの那覇キャンプは実働11日で実戦は8試合で、27日からの残り2日間は練習試合を予定。この日は最後の練習日だけに、全体練習開始を午前11時半と2時間遅らせ、それまでを個人練習の時間にあてさせた。原監督は「最後の練習だしってところだよね」と説明。ベテラン中島が「良い時間を過ごせていると思う」と話すように、今季はキャンプインを4カ所に分散するなど、効率よく練習を積んでいる。