守備だけじゃない!ロッテのドラフト3位、小川龍成内野手(22=国学院大)がオープン戦2試合で3盗塁を決めた。

オリックス戦に途中出場すると、四球で出塁した9回に二盗に成功。前日の同対戦でも代打で出場し、2打席で2安打2盗塁とフル回転した。「しっかり塁に出て足を使えた。役割は果たせたかなと思う」と手応えを得た。

大学NO・1遊撃手として、ディフェンス力を売りに入団した。「もともと足に自信があって、そこに守備がついてきた形」。50メートルを5秒9で走り、ベースランニングは部内1位。1年時には代走要員でベンチ入りしていた。快足こそ武器と自覚している。

新外国人エチェバリアの来日見通しが立たず、藤岡と定位置を争う中、日に日に存在感を増している。開幕スタメンも「もちろん頭の中にはある」という。「持ち味を出せば評価される。守備やスピード面を生かしてやっていきたい」。今後も主力が1軍に合流してくる。生き残ってみせる。

◆小川龍成(おがわ・りゅうせい)1998年(平10)4月5日生まれ、群馬県館林市出身。前橋育英で高3夏に甲子園出場。国学院大では1年春からリーグ戦出場し、2年春ベストナイン。3年夏に侍ジャパン大学代表。20年ドラフト3位でロッテ入団。今季推定年俸1000万円。171センチ、72キロ。右投げ左打ち。

ロッテ担当のツイッターはこちら―>

ロッテニュース一覧はこちら―>