阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(21=近大)が、ソフトバンク石川柊太投手(29)とのモノノフ(ももいろクローバーZファンの通称)対決でオープン戦1号ソロ本塁打をたたき込んだ。

 

3番左翼でスタメン出場し、1回2死走者なしで打席に立った。1球目146キロ直球をファウルし、2球目の145キロ外角直球を高々と打ち上げ、滞空時間の長い弾道で左翼テラス席へ運んだ。

   ◇   ◇   ◇

▽阪神井上ヘッドコーチ(佐藤輝の一撃に)「ソフトバンクの強いチームのエースから打ったということは、彼にとっては、すごく自信に拍車がかかった1発だった。あそこでホームランが出るあたりは。『阪神の打線は怖いなあ』という意味では、ベンチも勇気づけられるし、本人はすごく自信になったんと違うかなと思います。(初球から振れるのは)スイングスピードが誰よりも勝っているからこそ、できる技」