阪神近本光司外野手(26)が、西武戦の5回に右翼へ弾丸ライナーでオープン戦1号を放った。

3回にも右前打を記録し、マルチ安打で打率は5割3分3厘まで上昇。オープン戦は規定打席未到達も、「隠れ首位打者」だ。昨年の大山に続く、64年以降で虎史上4人目となるオープン戦首位打者は射程圏内。今季から選手会長に就任した若きリーダーが打撃爆発の予感だ。

◆阪神選手のオープン戦首位打者 65年以降では、81年北村照文、05年赤星憲広、20年大山悠輔の3人。いずれも公式戦で飛躍を遂げている。81年北村は100試合に出場し、抜群の外野守備と強肩でセンターラインを引き締めた。05年赤星は3年連続60盗塁以上に加え、当時の自己最高となる打率3割1分6厘をはじき出した。昨季の大山は、開幕戦ベンチ入りしながら出場なしという屈辱から奮起。28本塁打(セ2位タイ)85打点(同3位)と、リーグを代表する大砲に育った。

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