DeNA打線が大物と新人に抑え込まれた。前ヤンキースの田中将、ルーキー早川のリレーの前に、わずか5安打1得点。

三浦監督は田中将について「うまさが一段と加わった投球」、早川については「何とか塁に出て攻略したかったけど」と話した。

打線は初回、先頭の桑原将志外野手が初球を左前打した。2番関根大気外野手が初球を一飛とした後、ドラフト2位ルーキー牧秀悟内野手(22=中大)が田中将の139キロスプリットを右前打した。1死一、二塁と攻めたが、4番佐野恵太外野手が中飛、宮崎敏郎内野手が遊ゴロで無得点に終わった。

4回には先頭の牧が右越え二塁打で出塁し、佐野の右前打で無死一、三塁。だが、宮崎の投ゴロ失策で1点を返すのが精いっぱい。細川成也外野手は遊ゴロ併殺打、大和は三振で好機がついえた。

存在感を発揮したのは牧だ。田中将からチームで唯一の2安打。「田中投手の打席に立つとは夢にも思わなかった。初めは興奮した。2本打てたのは自信になる。身長も大きくオーラも出ていた」と話した。2本とも逆方向への打球で「追い込まれて、なかなか打てる球はないと(逆方向を)意識していた。新人なので先を見据えず、アピールしないといけない。1日1本打とうと思っている」と振り返った。

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