日本ハム加藤貴之投手が開幕ローテ入りを大きくアピールした。

中日戦に先発し、7回1/3を2安打無失点の好投。「約1カ月ぶりの1軍のマウンドで緊張感もありました、全体的によかったと思います」。テンポよくストライクゾーンへ投げ込み、凡打の山を築いた。80球の予定だったため、79球に達した7回1死で降板した。

栗山英樹監督も「すばらしかったね」と高評価した。開幕ローテ入りを問われると「明日(中日戦で先発する)北浦を見て。(ローテは)組み合わせなので。最初と次、その次のカードくらいまで、どういう形で持っていったらいいのか、最後の最後まで探る」と説明。どんな役回りも出来る加藤が万全の状態を整えたことは、チームにとっても大きい。あとは、どう起用するかだけだ。