ベテラン審判がアマチュアで再デビューした。東洋大-青学大1回戦で、昨季まで29年間NPB審判員を務めた佐々木昌信さん(51)が球審を務めた。

昨季限りで引退し、実家の覚応寺(群馬・館林市)を継いだが「審判は人材難で高齢化している。平日は時間があるので、体が動くうちは住職との二刀流で頑張りたい」とアマ資格を回復。「デビュー戦でいきなりタイブレークになるとは」と30年目の“初体験”もあり、充実した表情をみせた。