「天敵」にやられた。ソフトバンクが西武高橋光成に8回2点と抑え込まれ、同投手には19年5月から3年越しの7連敗となった。チームは今季初の3連敗。前日の完封負けに続き、沈黙した打線に工藤監督は「見ている限りではちょっと淡泊に映っちゃう。打ってないからなんですけどね」と唇をかんだ。

2回2死一、二塁の好機で松田が三振。6回にグラシアルの二塁打で2点を返したが、8回までに3者凡退が5イニングもあった。7回はデスパイネ、栗原、松田がわずか4球で凡退した。相手を助けてしまうような攻撃になった。高橋とは昨年は3度の対戦で2勝を献上。19年は5月14日の対戦以降、6試合で4勝されている。苦手意識を作らないためにも、指揮官は「やられたらやり返すのがこの世界なので。やられっぱなしというのは良くない」と雪辱を誓った。

開幕4連勝の後の3連敗で、貯金は1となった。工藤監督は「まだ貯金が1つと思うのか、1つになってしまったと思うのか。選手も含めてコーチも含めて、打てていない現状をどう打開していくか考えていかないといけない。明日は頑張りましょう!」と前を向いた。【山本大地】

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