DeNA上茶谷大河投手が7回5安打1失点と好投した。

前回登板の4月1日ヤクルト戦では、山田に3ランを打たれるなど2回5安打5失点でKO。雪辱を期したマウンドで結果を残した。「前回の反省から先頭打者を出さないことを強く意識しました。ストレートの調子が良かったので、腕を振って他の球種も有効に使うことが出来ました。先に失点してしまったイニングは、もう少し粘りたかったです」と振り返った。

最速147キロと直球が走った。それだけに、スライダー、カットボール、フォークと変化球も効いた。4回には糸原に、現代プロ野球では珍しいナックルを投げた。5回にも8番中野に115キロのナックルを投じたが、中前打された。7回にもボールになったが、サンズにも111キロの球を投げた。無回転ではなかったが、これまでとは違う一面を披露した。

中8日となった登板前から、ランニングを増やし、好調さを取り戻したと話していた。「次回登板では、先に点を与えることなく、コースを広く使って自分らしい投球が出来るよう準備したいと思います」。先発ローテーション投手の平良が右肘の張りで再び登録抹消となっただけに、上茶谷にかかる期待はさらに高まっている。【斎藤直樹】

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