首位阪神が5シーズンぶりの7連勝を飾った。貯金11も就任3年目となる矢野燿大監督(52)政権下で最多。10試合を残して、早くも4月の月間勝ち越しに王手をかけた。

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どんな展開にも、阪神自慢の勝利の方程式は動じない。最大8点あったリードも、9回には3点差に。相手はクリーンアップから始まる嫌な流れだったが、スアレスが3人で締めて5セーブ目を挙げた。守護神は「中盤からゲーム展開が動いていたから、9回のセーブシチュエーションでしっかり抑えることができて良かった。チームのために続けていけるように頑張るよ」と頼もしい。7回は2番手石井大が4失点も、岩貞が後続を断った。8回は4番手加治屋が2失点して2死一塁で降板した後、岩崎が中村を空振り三振に仕留めた。ともに完璧な火消し。好調な先発陣の後ろには、仲間のピンチをカバーし合えるブルペン陣がいる。

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