首位阪神と2位巨人が20日、午後5時45分開始のナイターで対決する。現在、阪神7連勝で、巨人6連勝の好調同士。巨人が3連勝なら順位が入れ替わる首位攻防3連戦になる。昨年の東京ドームでの巨人-阪神は巨人が開幕から8連勝するなど、9勝3敗と圧倒。さて、今年はどうなるか。

《20年東京ドームでの巨人-阪神(巨人9勝3敗)》

★6・19 ○巨人(菅野)3-2●阪神(岩崎)※開幕試合

阪神は西勇が3回にプロ1号ソロを放ち、5回にもタイムリーの2打点を挙げ、1点リードで終盤へ。巨人は7回、この回から登板した2番手岩崎を攻めて吉川尚が逆転2ラン。菅野が7回2失点で勝利投手に。

★6・20 ○巨人(田口)11-1●阪神(岩貞)

巨人先発田口が原口のソロのみに抑えて5回1失点。1-1の4回に岡本の適時二塁打で勝ち越した巨人は、8回にパーラの1号3ランなどで一挙8点を奪うワンサイドゲームに。

★6・21 ○巨人(サンチェス)7-1●阪神(ガルシア)

阪神は初回、近本がサンチェスから先頭打者弾。だが巨人は4回、先発ガルシアを攻め、4番岡本の2ランなどで一挙5点を奪い逆転。5回にもパーラの2ランで加点した。

★8・18 ○巨人(菅野)1-0●阪神(高橋)

巨人は4回、岡本が先発高橋からソロを放ち先制。この1点を先発菅野が3安打完封で守り切った。菅野は開幕から無傷の8勝0敗。高橋は7回2安打1失点と奮闘も敗戦投手。

★8・19 ○巨人(田中豊)8-0●阪神(ガルシア)

巨人は初回、4番岡本の適時打などで2点を先制。先発メルセデスが左肘痛で2回で降板したが、田中豊らのブルペン陣が奮闘し7投手で0封リレー。田中豊がプロ初勝利を挙げた。

★8・20 ○巨人(戸郷)2-0●阪神(青柳)

巨人戸郷と阪神青柳の投げ合いで0-0で進行。巨人は6回、坂本の犠飛で先制。8回にも坂本の適時打で2点目を加えた。戸郷が7回途中無失点で6勝目。青柳は6回1失点で敗戦。

★9・15 ○巨人(菅野)6-3●阪神(高橋)

阪神は近本が3回と5回に巨人先発菅野から2本のソロを放つなど1点リードで中盤へ。だが6回、先発高橋が4番岡本に適時打を浴びるなど3失点で逆転を許した。巨人先発菅野は6回3失点で無傷の11勝目。阪神は開幕73試合目で自力Vが消滅した。

★9・16 ○巨人(田口)7-6●阪神(青柳)

巨人は2回に田中俊のソロで先制し、5回も立岡の3ランなどで着々と加点し、7回終了時点で7-0。阪神は8回と9回に大山の2ランなどで6点を奪ったが1点届かなかった。阪神が巨人のホームゲームで開幕から8戦全敗は1963年(昭38)以来57年ぶり。

★9・17 ○阪神(西勇)11-0●巨人(サンチェス)

阪神は初回、近本がサンチェスから先頭打者弾を放つなど1試合2発の活躍。サンズや大山も適時打を放ち2回で5-0。7回にはボーアにもソロが出るなど打線爆発で11得点。先発西勇が4安打完封し、東京ドーム9戦目で初勝利。

★10・23 ○巨人(今村)5-4●阪神(西勇)

巨人は2回、丸が先制ソロ。さらに阪神マルテの1イニング3失策に乗じて2点を追加した。阪神はマルテのソロなどで反撃したが1点届かず。マルテはNPB初の1試合4失策を犯した。阪神は梅野にもエラーが出て1試合5失策と自滅。

★10・24 ○阪神(高橋)2-1●巨人(菅野)

阪神は1-1の7回、原口が先発菅野から勝ち越しタイムリー。この1点をエドワーズ、岩崎、スアレスで守り切った。先発高橋は6回1失点で菅野との3度目の投げ合いで初めて勝った。

★10・25 ○阪神(秋山)4-2●巨人(畠)

阪神は初回、大山の適時打で先制。2回には近本が17試合ぶりの適時打を放ち、5回には陽川が中押し2ラン。巨人は9回に丸が2ランを放ったが、秋山が2失点完投で9勝目を挙げた。