19年センバツ優勝メンバーの早大・吉納翼外野手(1年=東邦)が神宮デビューを果たした。

3-8の7回2死満塁に代打で登場。「緊迫した場面。ランナーも満塁。持ち味の長打ではなく、単打でもいいと思って打席に入りました」と、積極的に初球から振って空振り。結果は、カウント2-2から空振り三振だったが「初球から振ったのは、今後の大学生活に生きると思います」と話した。

小宮山悟監督(55)は「たまたま三振したけど、夢を持てるだけのものがある。4年間で、相当な選手になるものがある」と評価した。

吉納は「状況を見て、立教の投手は右打者が多いので、常に準備していました。(小宮山監督の)その言葉に応えるだけです。1日1日を無駄にせず、明日の試合に向け、また準備したいです」と決意を口にした。