日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23)が、プロ初登板から5試合目で待望の1勝目を手にした。

6回をのぞき毎回四球も、粘りを見せて4安打無失点。持ち味の奪三振数は「3」にとどまったが、悲願の勝利に向けてリードを守り切った。登板5試合目で無失点は、初めて。

ヒーローインタビューの前には、栗山英樹監督(60)と並び、勝利球を手に記念撮影。「ホッとしたのが1番かなと思います。(監督からは)『今まで、ごめんな』と。これからどんどん成長して、1試合でも多くファイターズのために投げられるように頑張りたいと思います」と誓いを立てた。

前回登板の4月22日ロッテ戦では、デビュー戦から続ける連続イニング奪三振を「23」に伸ばし、球団の新人記録と球団記録に並ぶ力投を見せていた。球団初の道産子1位選手に、ようやく初白星が舞い込んだ。

日本ハム栗山監督(プロ初勝利の伊藤に)「勝たせてあげられてホッとしている。練習の仕方もしっかり自分を持っていて、本当に自分1人でいろんなことを考えてやってきたんだなって。そのレベルも高い。資質としては10年くらい(プロで)やっている感じに見える」

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