外国人がそろえばDeNAは強い。

開幕時に全員不在だった外国人が、初めて投打で同一試合に4人出場。今季最多の18安打、13得点の大勝で、連敗を3で止めた。

3回1死三塁、オースティンが低め142キロのスライダーをすくい上げた。6試合ぶりの2号2ラン。今季2度目の3安打で打率を2割9分8厘まで上げた。「(隔離中)2週間できる限り練習したが、調整は難しかった。今はコンディションは100%。打席に立てばタイミングやリズムは戻る。日ごとによくなっていくと思う」。眠っていたソトも目覚めた。試合前まで打率1割3分5厘も、2回に二塁打、7回には左前へ今季初適時打。40打席を経過し、こちらも復調気配だ。

投手では新たな勝ちパターン継投が見えた。6回は新外国人シャッケルフォードが無失点、7回はエスコバーが1回2三振で無失点。先発が5回持たずとも、白星を拾える態勢が整った。三浦監督は「(野手は)状態は打席を重ねるごとに上がっている。(投手は)いい働きをしてくれた。シャックはちょっと力が入っていたけど、しっかり仕事をしてくれた」。9回は降雨コールド。雨男で知られるハマの番長は、不振を洗い流し、ここから浮上していく。【斎藤直樹】

DeNA牧(初の1試合4打点)「最近は良い場面でチームに貢献できてなかったので、今日は皆さんがつないでくれて、回ってきたチャンスで打つことができてうれしい。4打点はあまり意識はしてなかったですが、うれしいです」

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