中日は接戦を落とし、首位阪神とのゲーム差が今季最大の「10」に広がった。

決勝点を奪われたのは8回。同点で登板した又吉がサンズに勝ち越し弾を許した。

2回に木下拓の4号ソロで先制。投げては今季初先発のロドリゲスが7回途中1失点と試合を作った。1点を争う展開となる中、7回無死一、二塁から得点できないなど、先頭打者が出塁した4イニングで無得点に終わった拙攻がひびいた。

与田監督は開口一番、「しょうがない。(又吉も)ずっと抑えられるわけじゃない」と、連続無失点が15試合で止まり、今季初黒星を喫したセットアッパーをかばった。相手のスキをつけなかった打線には「チャンスで1本が出ない。打てるようにするしかない。口で言うのは簡単だけど、結局得点能力が低いのでチャンスタイムで打てるようにするしかない」。首位阪神に今季2度目のカード負け越しを喫した。

【試合後コメント】

▽木下拓(ロドリゲスの状態と盗塁2度阻止に)「今年、試合で受けたのは初めてなので、何とも言えない。次があると思うので今日の試合を反省し、参考にしてロドリゲスに勝ちをつけられるように頑張る。(盗塁阻止は)足を使ってくるチームとわかっていたので、しっかり準備した」

▽ガーバー(4回に16打席ぶりのヒットも8回2死三塁で岩崎に空振り三振)「1本しか打てなかったが、少しずつ良くなってきていると思う。(8回)あの場面で打てなく悔しい。岩崎に対応することができなかった。次は打てるように頑張る」