阪神西勇輝投手(30)が今季ワーストの5失点と苦しみ、5回で降板した。

初回、先頭山崎には今季初死球を与えた。2回には先頭のオスナに右中間へ二塁打を浴びると、青木の打球は投手強襲安打に。続くサンタナに四球を与え無死満塁のピンチを招くと、元山に押し出し四球で先制点を献上。この回、内野ゴロの間にも2点目を失った。2回まで要した球数は58球。その後は粘投を続けていたが、5回先頭の山崎に左中間へ二塁打を浴びると、打線を止められず3失点。5回で119を投じ、今季最多の6四死球を与えるなど、持ち前の制球力が鳴りをひそめた。

西勇は今季ここまで3勝2敗。安定感のある投球を続けてきたが、4月20日巨人戦(東京ドーム)を最後に勝ち星から遠ざかっている。