西武が25日、27日の広島戦に向けてマツダスタジアムで練習を行った。

前日の24日にチームは広島入り。試合当日に25日と26日の2試合中止の正式決定を受けた。昨季から練習試合を合わせると、4度目となるコロナ禍での中止。いずれもビジターで緊急帰京と日程変更を余儀なくされた。辻発彦監督(62)は「これは仕方がないこと。広島さんも注意しながら日々生活をしている中でのことですからね。このタイミングで起こってしまったことだから、それが仕方がないです」と冷静に受け止めた。

西武はチーム内での感染者は1人も出していない。遠征先への移動や、宿舎での食事会場も感染対策には万全を期している。辻監督は「我々としては今まで通り、感染対策をしっかりやっていくだけですね。今日、明日と試合は延期になりましたが、しっかり調整をしていければと思います」と快晴の広島で練習を見守った。

2試合に先発予定だった、マット・ダーモディと今井達也両投手はローテーションを飛ばし、27日はザック・ニール投手が先発する見込み。23日の日本ハム戦では右太もも張りのため欠場した源田壮亮内野手も練習に参加した。「身体が万全じゃない選手もいるから、明後日に向けてしっかりこの2日間を使うことができればと思いますね」と切り替えた。

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