ソフトバンクは中日に敗れ、交流戦では13年以来8年ぶりの連敗になった。最初のカードに負け越したのも8年ぶりとなった。工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。

 

-打線が先発小笠原を打ち崩せなかった

工藤監督 そうですね。まあ打てないときもありますよ。

-8回に泉が決勝弾を浴びた

工藤監督 打たれることが悪いという風には思わないです。ただ打たれ方がね。あそこの場面は長打、ホームランを絶対に避けないといけない場面。外低めに丁寧に投げて、ヒットはOKというところだと思います。そこから下位打線にいくわけだし。インサイドにいくにしても、絶対に低いところだという意図は伝えないといけない。キャッチャーとして1軍にいる以上、海野君にも同じことが言える。

-若いバッテリー

工藤監督 経験して培えることもあれば、経験しなくても理解できることはあるはずなので。長打はいけないという意識はあそこはないと、これから使うと言ってもきつくなっちゃいますね。そこは理解させていかないと。インサイドに構えることが悪いんではなくて、意図をしっかり伝えられていたか。ただ行っちゃいましたと言うだけだったら、違うのかなと。彼らのためにもね。今後を考えたら、あそこはいい勉強の場になったんじゃないかなと思うので。あそこからしっかりリードする難しさだったり、1球の怖さというものが根付いていってくれたら、いい経験として成長できることにもつながるかなと思うのでね。打たれることはあると思うので、それをどうつなげていくかが大事。そこはあってほしいなと、それだけです。打たれることはあるのでね。結果としてしょうがないのかなと思いますので、そこからいい成長につなげてもらえたらね。それよりも(6回に)ビシエドに2ナッシングから打たれたボールですよね。経験豊富な(東浜)巨にしたら、投げたらいけないボールを投げてしまった。ピンチの時の初球の重要性というのは理解してもらわないと。ベンチが沈んでしまうので。そういうのは今後、考えてもらえたらと思いますけどね。

-東浜には6回を投げきってほしかった

工藤監督 あそこで森、モイネロがいたら代えることも考えたと思う。ああいうところで代えてしまうと後手に回って結果的にということもある。あそこが粘るところの正念場だったのかなと思います。

-7回に甲斐に代打牧原大

工藤監督 甲斐がちょっとここのところ、落ちてきているので、ちょっとでもチャンスをつくってとなったときに。ヘッドからの提案もあったというのもありますけど。とにかく追いつかなきゃいけないというのがあったので、思い切って代えました。