4年ぶり出場の石巻専大が初戦で姿を消した。門脇瑠太主将(4年=九里学園)の「野球を通して勇気と笑顔を届けること、その気持ちを忘れず、最後の1球まで『執念』を持ってプレーすることを誓います」との選手宣誓で開幕したが、先発・斎藤智哉投手(4年=米沢中央)が1回に3失点。続く2回は3者凡退、3回は無死一、二塁から3者連続三振でピンチを脱しただけに、立ち上がりが痛かった。

東日本大震災から10年。5度目の全国で勝つことは出来なかったが、気持ちの入った力強いプレーを続けた。