楽天先発の岸孝之が6回を107球、7安打2失点の粘投で、4月6日西武戦以来となる3勝目を挙げた。3者凡退は5回の1度だけ。走者を背負いながらも変化球を巧みに織り交ぜ、粘り強く8奪三振。今季初となる本拠お立ち台で「しんどかったなと思います。楽天に来て5年目になりますけど、数えるくらいしかここに立ててなかったので、もっともっと立てるように頑張ります」と笑顔を見せた。

2週間ぶりの1軍戦で修正能力を示した。勝ち星から遠ざかった期間は「なんとか抑えたい、勝ちたいという気持ちが強すぎて力みになっていた。それでフォームも狂っていった」と分析。バランスを見直して本来の力みのないフォームを取り戻し、ボールにキレが戻った。「ここまで何もできてなかったので、交流戦明けからもっともっと勝てるように頑張ります」とさらなる活躍を誓った。

▽楽天岡島(同学年の島内に負けじと5回に中日柳から適時打)「満塁だったので頑張りました。(鈴木)大地にも島内にも、ついていくのが精いっぱいです」

▽楽天鈴木大(5回に中日柳から勝ち越し打)「ここは打つしかないと思って。自分が決めると思って打席に立ちました。めちゃくちゃうれしかったです。ここまできたら絶対交流戦優勝します!」

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