楽天ドラフト1位の早川隆久投手(22)が5回96球3安打3失点で降板した。自身6連勝中だったが、リードを許しての降板となった。

1、2回ともに2死から四球を出すも無安打に抑える。だが3回、2死から阪神中野にこの日初安打を打たれると、二盗を許し、マルテに内角直球を左前へはじき返され、先制適時打を打たれた。4回は3者凡退に抑えた。

直後の4回に味方が2点を奪い逆転。だが5回、2死から梅野を歩かせ、プロ初の1試合3四球。続く近本に外角を狙った143キロ直球が真ん中高めへ甘く入り、右翼席へ逆転2ランを運ばれた。「投げ負けですね。点を取ってもらった直後に逆転を許してしまい申し訳ないです」と悔しそうに振り返った。

早川は自身と同じくドラフト会議で4球団が1位で競合した阪神佐藤輝との「大物ルーキー対決」で第1打席は右飛、第2打席は空振り三振。前日田中将から一発を放ったスラッガーを抑えた。4月11日ソフトバンク戦で2敗目を喫して以降、8試合黒星なし。両リーグ最多の7勝をマークしている。

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