今度は、百戦錬磨のベテラン右腕から打った。ロッテ山口航輝外野手(20)が、17日に行われたイースタン・リーグの巨人戦で決勝の1号2ランを放った。

同点の8回2死三塁、巨人大竹のカウント2-2からの外角スライダーを右翼席に運んだ。1ボールから2球連続でスライダーを空振り。追い込まれながら、そのスライダーを逆方向に運ぶ技あり弾だった。

今季、1軍デビューし、プロ初アーチを含む4本塁打をマーク。プロ初アーチは西武高橋、2号は楽天岸、3号は日本ハム宮西、4号はソフトバンク松本と好投手が並ぶ。特技の俳句で野球ファンに名を売ったが、大物キラーでもアピールする。

開幕から1軍でプレーしたが、打率1割5分8厘、4本塁打、9打点で5月31日に出場選手登録を抹消された。イースタン・リーグでは11試合に出場し、打率2割1分9厘、1本塁打、4打点。大竹との対戦詳細は以下の通り。

【対戦詳細】

1球目 外角低め134キロのスライダーはボール

2球目 外角低め134キロのスライダーを空振り

3球目 外角低め132キロのスライダーを空振り

4球目 低め133キロのスライダーはボール

5球目 外角131キロのスライダーを2ラン