ヤクルトが開幕カード以来の同一カード3連敗を喫した。4番村上宗隆内野手(21)は、3試合で12打数3安打1打点と本塁打なし。一方で岡本和には同点の6回に3ランを浴びるなど、3試合で合計2本塁打を献上。本塁打王を争う4番に明暗が分かれた。高津監督は、五輪出場が決まった村上に対し「期待しているところは長打。ランナーを置いたときに1本出るか出ないか」。再浮上へ向け、4番の打撃がより重要になってくる。

特に相手先発からいかに得点していくか。この日も高橋を前に6安打2得点。ビハインドでの展開を強いられてきた。指揮官は「先発を打ち崩すのは難しいことだが、やっぱり勝つためのすごく大きな課題の1つ」と話した。29日からは甲子園で首位阪神との3連戦。現在3位につけ、追走へ負けられない試合が続く。何よりほしいものは、悪い流れを振り払う主砲の1発。高津監督は「ヒットでも点は入るが、村上の特長は長打。そこは捨てないで勝ちにつながる打点を目指してほしい」と奮起を期待した。

▽ヤクルト・オスナ(2回に左翼へ6号ソロ)「難しいコースだったが、うまく反応して打つことができた」

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