オリックス高卒2年目左腕の宮城大弥投手(19)が、8回5安打2失点で12球団トップの9勝目を挙げた。

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▼19歳10カ月の宮城が今季9勝目を挙げた。今季の黒星は交流戦の阪神戦で、パ・リーグ相手には7勝0敗となった。宮城は1年目に1勝しており、これがプロ通算10勝目。10代のうちに通算10勝に到達したのは14年6月25日大谷(日本ハム=19歳11カ月)以来で、左腕では90年9月11日今中(中日=19歳6カ月)以来、31年ぶり。オリックスでは、阪急時代の57年3月31日米田(19歳0カ月)以来になる。大谷は10代では10勝止まりだったが、宮城は20歳の誕生日(8月25日)まであと何勝上乗せできるか。

▼オリックスが40勝に到達。2期制時を除き、オリックスのパ・リーグ40勝一番乗りは67、71、72、84、89、95、97、14年に次いで9度目。過去8度の最終順位は優勝5度、2位3度だが、今年はどうなるか。