西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(53)が、カンテレの地上波テレビ中継、CS放送フジテレビTWOの中継で解説を務めた。20年6月の執行猶予(覚せい剤取締法違反)明け以降、初めてテレビ解説者席に座った。

86年西武時代に新人最多本塁打31本を記録している清原氏は、この試合前まで20本を記録している阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)について「確実に僕の記録は抜くと思う」と記録更新を断言した。「自分は18歳の子どもだったが、佐藤選手は仕上がっている。日本のプロ野球界でもトップクラスじゃないか。筋肉の付き方やスピードなど」とその体つきに惚れ込む。

「甲子園は浜風がきつい。東京ドームなら楽に40本打てると思う」と、左打者に不利な右翼から左翼へ強く吹く浜風が佐藤輝に影響があると話し「掛布さんやバースのように左中間へ打てば、甲子園で逆方向へ打てるように大きく気持ちを持てば、打率も上がるし三振も減る」と予測した。