オリックスのドラフト3位、来田涼斗外野手(18)が、12球団の高卒新人で初のプロ1号弾を放った。この日、「7番・左翼」で出場選手登録即スタメンに抜てきされた。20年ドラフトでプロ入りした高卒新人のスタメン出場は、12球団で一番乗りとなる。初回2死一塁で回った初打席で、日本ハム池田の初球を捉え、右翼芝分席にたたき込んだ。

来田は明石商(兵庫)時代、ドラフト2位でロッテ入りしたエース中森俊介とともに甲子園で活躍。1年夏、2年の春夏、3年夏(新型コロナウイルス感染拡大の影響で交流試合)と甲子園に出場した。オリックスではウエスタン・リーグ67試合に出場し、1本塁打、22打点、打率2割7分3厘とチームトップの成績を残していた。11日にタマスタ筑後でのウエスタン・リーグのソフトバンク戦を終えて博多遠征中の1軍に合流し、北海道・釧路入り。13日に出場選手登録された。